炎症性腸疾患(IBD)

炎症性腸疾患(IBD)のイメージ

炎症性腸疾患(IBD)は、読んで字のごとく腸に炎症を起こす病気の総称です。広義には種々の病気がありますが、主に潰瘍性大腸炎(UC)とクローン病(CD)を指してIBDと呼んでいます。
IBDはその原因か解明されていないこと、根治しない(完全に治らない)ことからUC、CDともに指定難病となっています。若年で発症することも多く、患者様の身体的状態とともに社会的状態にも配慮した治療計画を要します。

当院の顧問である大井秀久医師は、鹿児島のIBD診療の第一人者として、多くのIBD患者様を診断・治療してきました。院長である小野も、大井医師や鹿児島大学消化器内科の上村修司准教授に師事し、IBD診療に携わって参りました。

当院を設立した最大の目的は、難病であるIBD患者様に、個々に最適な医療・ケアを継続的に提供することです。

潰瘍性大腸炎(UC)について

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜に慢性的な炎症を起こす病気で、腹痛、下痢、粘血便などの症状がよく見られます。感染性腸炎でも上記の症状を来すことがありますが、その症状は数日以内に収まるのが一般的です。潰瘍性大腸炎の患者様の多くは、1か月以上持続する下痢や腹痛があり、血便も出るといった症状を主訴に来院されます。
発症のピークは20歳代で、比較的若年者に発症しやすい病気ですが、最近は中高年での発症もよく見られるようになってきました。
多くの患者様が治療により臨床的寛解(症状がない状態)を得ることができますが、中には治療が効きにくい難治性の患者様もいらっしゃいます。
内科治療が効かず重度の症状を呈する患者様や、経過中に大腸がんを発症した患者様などは、手術(大腸全摘術)せざるを得ないことがあります。
また、一度寛解状態に至ったものの、症状が再燃することが度々あるのもこの病気の特徴です。寛解後の再燃をどう予防するかが問題となっていました。
再燃予防に関する大規模な調査研究が行われた結果、症状を取り去る(臨床的寛解)のみならず、内視鏡検査で粘膜に炎症がない状態(粘膜治癒)を達成することで、再燃率や将来の発癌率を抑えることができることがわかりました。

このことから、UCの治療目標は、

  1. ① まずは臨床的寛解を得る。
  2. ② 粘膜治癒を達成する。
  3. ③ さらにそれを長期間維持していく。

となっています。

この3つの目標が達成できるよう、当院では患者様をしっかりサポートしてまいります。

潰瘍性大腸炎(UC)の検査

潰瘍性大腸炎の診断は、病歴や検査所見(採血、レントゲン、内視鏡等)を総合して行います。
最も重要な検査は大腸内視鏡検査です。典型的には、腸の炎症が直腸(肛門のすぐ上の大腸)から口側に向けて連続性、びまん性(正常な部分がない)に広がります。

大腸内視鏡検査は前日から食事を制限したり下剤を飲んだりと、時間的にも身体的にも負担が少なくない検査です。治療開始後は、主に症状と血液検査、便検査等で患者様の状態を把握し、必要な際にのみ内視鏡検査を行っていきます。

潰瘍性大腸炎(UC)の治療法

潰瘍性大腸炎を完治に導く内科的治療はありませんが、上述した治療目標を達成するための薬物療法は存在します。患者様の重症度に応じて下記の薬剤を使い分けもしくは併用することで、治療目標達成を目指します。

5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA製剤)

UC治療の基本薬として、5-ASA製剤と整腸剤を使用します。5-ASA製剤は腸粘膜に直接作用してその炎症を抑える効果があり、ペンタサ®、アサコール®、リアルダ®等のお薬があります。

また、5-ASA製剤には経口薬と局所製剤(注腸、坐剤)があり、必要に応じて両者を併用したり、使い分けたりしています。

5-ASA製剤は安全性の高い使いやすいお薬ですが、発熱・腹痛・下痢といったUC症状に類似した副作用症状が出ることもありますので、特に開始後2週間は慎重に経過を見ていきます。

ステロイド製剤

「ステロイド」と聞くと副作用等でネガティブなイメージをお持ちの方も多いと思いますが、きちんと使えば非常に有効で安全に使えるお薬です。ステロイド剤にも経口薬、局所製剤(注腸剤、注腸フォーム剤、坐剤)、注射薬があります。軽症例から中等症例では局所製剤や経口薬が用いられ、重症例では注射薬が用いられます。
ステロイド治療で大切なことは、だらだらと続けないことです。IBDに対するステロイドは、寛解導入療法のみに用いられます。寛解維持効果はありませんので、寛解状態となったら減量、中止します。ステロイドを長期内服することで不可逆的な副作用を生じ得ることがわかっていますので、漫然と使い続けることは避けねばなりません
ステロイドを減量する途中、もしくは中止してすぐに症状が再燃するものを「ステロイド依存例」と定義しています。また、ステロイドが効かないものを「ステロイド抵抗例」と定義しています。いずれも「難治例」ですので、後述する治療が必要となります。

アザチオプリン

アザチオプリンは効果が出るまで1~2ヵ月程度かかるため、寛解導入治療には不向きなお薬です。ステロイドやタクロリムスで寛解状態を得たのち、それを維持する目的で使用されます。また、緩徐な改善でも間に合う患者様に使用したり、一部の生物学的製剤(後述します)と併用されることもあります。

血球成分除去療法(CAP)

IBD患者様の腸粘膜では、白血球が過剰に活性化して炎症を引き起こしていることが知られています。この活性化した白血球を、フィルターを通したりビーズで吸着することで除去するのが血球成分除去療法です。
血液をいったん取り出して、上記の処理後に戻す治療で、血液透析をイメージして頂ければよいかと思います。基本的に週2回、計10回の治療を行います。副作用も少なく、安全性の高い治療法です。

当院には透析設備がないため、この治療を行う際はいづろ今村病院等へご紹介させて頂きます。

生物学的製剤(Biologics:Bio)

生物学的製剤とは、特定の分子を標的とした治療薬で、バイオ製剤とも呼ばれています。
有効性が高いお薬ですが、副作用の可能性や薬価が高い(国の医療費が高騰する)ことも含め、使用する際には各種検査を行うとともにその必要性をしっかりと検討して使用するようにしています。

下記にその概要を列挙しますが、実際にバイオの使用を検討する際には、より詳細な説明を行います。

抗TNF-α抗体
マクロファージから産生されるTNF-αに対する抗体です。潰瘍性大腸炎に使用できる抗TNF-α抗体には、レミケード®、ヒュミラ®、シンポニー®の3種類があります。
レミケードは点滴、ヒュミラとシンポニーは皮下注射のお薬で、慣れたら自分で注射して頂きます。維持期では、レミケードは8週毎、ヒュミラは2週毎、シンポニーは4週毎に投与します。ヒュミラについては、2021年より状態に応じて2倍量もしくは毎週の投与が可能になりました。
レミケードはキメラ型抗体(一部にマウス由来の成分が含まれる)で、抗薬物抗体産生による二次無効が問題となります。これを予防する目的で、アザチオプリンの併用が推奨されています。
抗IL-12/IL-23 p40抗体
マクロファージから産生されるIL-12とIL-23に共通するサブユニットであるp40に対する抗体です。ステラーラ®というお薬で、初回は点滴、2回目以降は皮下注射になります。ただ、自己注射は認められていないため、毎回病院で注射します。
維持期では12週毎に投与しますが、効果が減弱した場合は8週毎に短縮します。また、前治療の経過によっては、最初から8週毎に投与することもあります。
抗IL-23 p19抗体
2023年に新薬であるオンボー®が承認されました。上述したステラーラ®と似た薬ですが、ステラーラ®がIL-12とIL-23に作用するのに対して、オンボー®はIL-23を選択的に抑えます。2022年にクローン病に承認された、スキリージ®(後述)と同様のお薬です。
治験のデータから安全性、有効性ともに良好と考えられ、今後必要な患者様に使用していくことになります。
投与方法は最初の3回は4週ごとに点滴、その後は4週ごとに皮下注射となります。現在のところ自己注射が認められておりませんので、毎回病院で投与します。自分で打ちやすいペン型製剤が発売されており、今後自己注射が可能となる可能性があります。
抗α4β7インテグリン抗体
リンパ球と腸管血管内皮の接着因子であるα4β7インテグリンに対する抗体です。エンタイビオ®というお薬で、点滴のお薬です。
レミケードと同様に維持期は8週毎に投与しますが、点滴時間が30分と短いのが特徴です。

JAK阻害薬

こちらも特定の分子を標的とした治療薬で、現在本邦ではヤヌスキナーゼ(JAK)を阻害するJAK阻害薬が使用されています。
IBD患者では炎症を引き起こすたんぱく(サイトカイン)の働きが活発になっていますが、JAKは免疫細胞でサイトカインが産生される際に、細胞内で信号を伝えるために使われる酵素です。JAKを阻害することでサイトカインの産生や炎症細胞の増殖を抑え、腸の炎症を改善します。

JAKはJAK1/JAK2/JAK3/TYK2で構成されますが、これまで潰瘍性大腸炎にはJAK1/2/3を広く阻害するゼルヤンツ®というお薬が使われてきました。2022年には、ジセレカ®とリンヴォック®の2種類のJAK阻害薬が使用できるようになりました。ジセレカはJAK1をより選択的に阻害し、リンヴォックもJAK1を強く阻害しますが、併せてJAK2も阻害するとされています。

この3つのJAK阻害薬はいずれも内服薬で、バイオ同様に高い有効性が期待されています。
血中半減期が短く(体内で速やかに代謝される)、長期間体に残らないというメリットがある一方で、副作用として報告されている帯状疱疹などに注意する必要があります。

当院ではJAK阻害薬の治験に参加してきたこともあり、安全かつ有用なJAK阻害薬の使用が可能です。

タクロリムス

タクロリムスは免疫抑制剤の一種で、免疫応答を強力に抑制することで、腸管の炎症を改善します。タクロリムスは内服薬ですが、その血中濃度を適切に保つ必要があるため、特に治療開始当初は頻回の採血が必要となります。
また、原則として3か月間で投与を終了せねばなりませんので、タクロリムスで寛解導入し、アザチオプリンで維持する等の調整を行っています。

手術

潰瘍性大腸炎の治療選択肢は徐々に増加しており、内科的にコントロールできることが多くなってきました。しかし一定の割合で、手術せざるを得ない患者様がいらっしゃいます。

潰瘍性大腸炎患者様が手術を要するのは、

  • 内科治療で病勢がコントロールできないとき(高度の腹痛や出血等が収まらない)
  • 腸に穴が開いたとき(穿孔)
  • 腸が異常に拡張したとき(中毒性巨大結腸症)
  • 大腸がんを発症したとき

などです。

一般的な大腸の手術では、悪いところだけを切り取り、残った大腸を繋ぐ手術を行います。
しかし潰瘍性大腸炎の手術では、原則として大腸を全て取り除く手術(大腸全摘術)を行います。

これには理由がいくつかあり、

  • 大腸を残すと、残したところに炎症、がんが再発することがあること
  • 直腸(肛門のすぐ上の大腸)を残せないことが多く、通常の繋ぎ方(吻合)ができないこと
  • 中途半端な手術をして再手術になった場合に、永久的な人工肛門になる可能性が高いこと

などが挙げられます。

特に炎症が強い時期の手術となった場合は、一時的に人工肛門を造設し、2回もしくは3回にわけた手術が必要となることが多くなります。

私たち内科医としては、当然可能な限り手術とならないよう患者様の治療を行います。しかし内科治療が難しい場合には、適切なタイミングで手術ができるよう、今村総合病院や鹿児島大学病院の外科へ紹介させて頂きます。

クローン病(CD)について

クローン病は、口腔に始まり肛門に至るまでの全消化管に慢性的な炎症を起こす病気で、特に回盲部(小腸と大腸の境界付近)が好発部位とされています。
非連続性病変(病変と病変の間に正常部分が存在する)を呈することが特徴で、潰瘍性大腸炎と比較すると炎症が深層まで及び、時には腸に穴が開くこともあります。
10~20代の若年者に好発し、男性に多く(男女比2:1)、現在日本には5万人以上のクローン病患者様がいらっしゃいます。
症状としては腹痛、下痢、体重減少、血便等が見られる他、肛門病変(痔瘻、肛門周囲膿瘍)を合併することが多いのも特徴です。
クローン病は良性疾患であり、がんのように生命に直結する病気ではありません、しかし発症後長期間経過してくると、種々の合併症により生活の質(Quality of Life:QOL)が著しく低下したり、時には生命に危険を及ぼすこともあります。
特にアミロイドーシス、がん(小腸、肛門周囲)、短腸症候群などが注意すべき合併症として挙げられます。
このような合併症を起こさないように、潰瘍性大腸炎と同様に、粘膜治癒を目指した治療をしっかりと行ってまいります。

クローン病(CD)の検査

クローン病の診断は、内視鏡やレントゲンで縦走潰瘍、敷石像といった特徴的な所見が見られること、病理検査で非乾酪性類上皮肉芽腫が見られること等、画像診断をメインに行います。
従って、クローン病が疑われるときには大腸内視鏡検査、小腸造影検査等を行います。

当院では小腸造影検査ができませんので、いづろ今村病院で検査をして頂きます。また、カプセル内視鏡検査を導入予定です。

クローン病(CD)の治療法

クローン病についても潰瘍性大腸炎と同様に、まずは粘膜治癒を目指した内科治療を行います。

5-アミノサリチル酸製剤(5-ASA製剤)

CD治療の基本薬として、5-ASA製剤と整腸剤を使用します。
UCでは数種類のお薬がありましたが、CDで使える5-ASA製剤はペンタサのみで、用量もUCとは異なります。
また、基本的には経口剤のみを使用します。

栄養療法

クローン病患者様の体調が悪くなった時に、食事を制限するだけで体調が上向くことがよくあります。これは、食事からの刺激を取り除くとともに腸を動かさない(腸管安静)ことで、炎症が落ち着いてくるからです。
このように、食事を摂らなければクローン病の症状は良くなります。
しかし、食事を摂らなければ栄養状態は悪くなる一方です。腸にできるだけ負担をかけないように、成分栄養剤のエレンタール®で栄養を摂る方法があります。

ステロイド製剤

クローン病でも、ステロイド製剤はよく用いられてきました。しかし、潰瘍性大腸炎と同様に、寛解維持効果はないため、あくまで寛解導入療法として使用します。

これまでプレドニゾロンが使用されていましたが、2016年よりブデソニドというステロイドが使えるようになりました。
ゼンタコート®というお薬で、従来のプレドニゾロンと比べて副作用が出にくいお薬です。2か月程度を目途に、寛解導入療法として使用しています。

アザチオプリン

このお薬の詳細については潰瘍性大腸炎の治療の「アザチオプリン」で述べていますので、そちらをご参照ください。
CDにおいても、UCと同様に寛解維持を目的に使用します。

血球成分除去療法(CAP)

この治療の詳細については潰瘍性大腸炎の治療の「血球成分除去療法(CAP)」で述べていますので、そちらをご参照ください。

生物学的製剤(Biologics:Bio)

この治療の詳細については潰瘍性大腸炎の治療の「生物学的製剤(Biologics:Bio)」で述べていますので、そちらをご参照ください。

抗TNF-α抗体
UCでは上述した通り3つの抗TNF-α抗体が使用できますが、現状日本でCDに対して使用できるのはレミケード®、ヒュミラ®の2つとなっています。
レミケードの効果減弱時には倍量もしくは期間短縮での投与が、ヒュミラの効果減弱時には倍量での投与が可能です。
抗IL-12/IL-23 p40抗体
この治療の詳細については潰瘍性大腸炎の治療の「抗IL-12/IL-23 p40抗体」で述べていますので、そちらをご参照ください。
抗IL-23 p19抗体
2022年に新薬であるスキリージ®が承認され、2023年1月より使用できるようになりました。上述したステラーラ®と似た薬ですが、ステラーラ®がIL-12とIL-23に作用するのに対して、スキリージ®はIL-23を選択的に抑えます。
治験のデータから安全性、有効性ともに良好と考えらえ、今後必要な患者様に使用していくことになります。
投与方法がこれまでの薬とやや異なり、最初の3回は4週ごとに点滴、その後は8週ごとに皮下注射となります。皮下注射については薬液量がやや多いため、5分程度かかります。そのためオートドーザーが採用されており、オートドーザーを5から10分程度皮膚に張り付けて投与します。
自己注射は認められておりませんので、毎回病院で投与します。
抗α4β7インテグリン抗体
この治療の詳細については潰瘍性大腸炎の治療の「抗α4β7インテグリン抗体」で述べていますので、そちらをご参照ください。

JAK阻害薬

これまで潰瘍性大腸炎で使用してきた「JAK阻害剤」が、2023年6月よりクローン病でも使えるようになりました。潰瘍性大腸炎では3種類のJAK阻害剤が使えますが、現在クローン病で使えるのはリンヴォック®のみとなっています。クローン病難治例の治療選択肢に内服薬が加わったのは大きなトピックです。今後適応となる患者様を見極めつつ、使用していきます。

狭窄に対するバルーン拡張術

腸が狭くなり(狭窄)、食べ物、便が通過しにくくなると、腹痛や腹部膨満等の症状が出てきます。狭窄が強くなると、腸閉塞を来すこともあります。
狭窄に対する治療として、内視鏡を用いたバルーン拡張術(EBD)があります。EBDの対象となるのは、狭窄の長さが5cm以内で、狭窄部に活動性の潰瘍がない病変です。手術と比較して体への負担が軽いため、上記の条件を満たせば実施を考慮します。
EBDが必要な場合は、いづろ今村病院へご紹介させて頂きます。

手術

クローン病の治療選択肢は徐々に増加しており、内科的にコントロールできることが多くなってきました。しかしUCと同様に、一定の割合で手術せざるを得ない患者様がいらっしゃいます。

クローン病患者様が手術を要するのは、

  • 狭窄(腸が狭くなる)による症状が強いとき
  • 瘻孔を形成したとき
  • 腸に穴が開いたとき(穿孔)
  • 肛門病変のコントロールがつかないとき(人工肛門造設)
  • がんを発症したとき

などです。

手術を要する際は、今村総合病院や鹿児島大学病院の外科へ紹介させて頂きます。

潰瘍性大腸炎は手術をすれば基本的に治りますが、クローン病は手術後、頻繁に再発します。
特に腸のつなぎ目(吻合部)の口側に潰瘍などが再発することが多いため、術後半年を目途に内視鏡等で病変を確認、必要時にはバイオ製剤等の治療を行っています。また、手術後はお腹の調子が良くなるため、食事を摂りすぎてしまう患者様が多くいらっしゃいます。
食事の摂りすぎは腸のみならず肝臓等にも負担をかけますので、術後の生活についてもよくお伺いし、相談するようにしています。