AGAについて

AGAのイメージ

男性の薄毛は、「男性型脱毛症」(AGA:androgenetic alopecia)、通称「薄毛症」と呼ばれ、思春期以降に始まって徐々に進行する、男性では最もよく見られる脱毛症です。前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭の生え際が後退し、頭頂部の毛髪が失われることが特徴で、日本の成人男性の4人に1人くらいが薄毛症と言われます。薄毛症は、遺伝や男性ホルモンによる発毛サイクルの乱れなどが主な原因と考えられています。

薄毛症は進行性の脱毛症であり、何もせずに放っておくと、毛髪の数は次第に減っていきますので、早めのケアが大切です。

※当クリニックは、個人情報やプライバシーに配慮しながら診療を行いますので、安心してご相談ください。

治療薬について

当クリニックでは、プロペシアの後発医薬品である「フィナステリド」やザガーロの後発医薬品である「デュタステリド」などを使用して、薄毛症の治療を行います。

いずれの薬剤も個人輸入が可能ですが、偽造薬が紛れ込んでいたり、重大な副作用が生じた際に医薬品副作用被害救済制度が使えないなど、デメリットが大きいのが現状です。
当院で処方する薬は国内メーカーが製造した後発医薬品ですので、安心してご利用いただけます。

なお、AGA治療薬の効果が出てくるまで、3~6か月程度かかります。内服開始当初は効果が出ずに不安になることもあると思いますが、少なくとも3ヶ月は継続して内服しましょう。

また、内服開始後1-2ヶ月の間に、「初期脱毛」が起こることがあります。これは、治療薬によりヘアサイクルが整ってくる過程で、一時的に抜け毛が増えるものです。長い方で3ヶ月程度持続することもありますが、時間の経過とともに落ち着いてきます。初期脱毛の時期に内服をやめてしまうと、せっかく整い始めたヘアスタイルが再び乱れてしまいますので、焦らずに内服を継続しましょう。

フィナステリド
フィナステリドは、脱毛作用の強い男性ホルモンとして知られるDHT(ジヒドロテストステロン)を生成する還元酵素2型5αリダクターゼの働きを抑制するお薬です。髪の毛が生え変わる周期を正常化し、薄毛の進行を予防します。
副作用
リビドー減退(1-5%未満)、勃起不全・射精障害・精液量減少(1%未満)、肝機能障害(頻度不明)、抑うつ症状(頻度不明)など
デュタステリド
デュタステリドは、当初は前立腺肥大症の治療薬として開発されました。その後AGAに対しても効果があることがわかり、新しいAGA治療薬として使用されています。AGAに効果が大きいとされていたフィナステリドと同系統の薬ですが、その発毛効果はフィナステリドの約1.6倍とされており、薄毛に悩む日本人の期待を集めています。フィナステリドで効果が実感できなかった人も、デュタステリドに切り替えることで発毛する可能性があります。
副作用
性機能不全(1%以上 リビドー減退、勃起不全、射精障害)、頭痛(1%未満)、抑うつ気分(1%未満)など

毛髪の悩み

  • 家族に髪の薄い人がいて、自分も薄くなるのではないかと心配だ。
  • 抜け毛が気になる。
  • 10代後半から毛髪が抜け始め、髪が薄くなってきた。
  • 額(ひたい)の生え際が後退してきた。
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた。
  • 細くて短い髪の毛が多くなり、髪のハリやコシが無くなった。

このようなお悩みの方はご相談ください。

料金について

AGA診療は全て自費診療となります。

初診料 3,000円
再診料 無料
フィナステリド 30錠(1ヶ月分) 6,000円
デュタステリド 30錠(1ヶ月分) 6,500円